
【マーケティングリサーチ】代表的な設問形式を紹介
「アンケートの設問形式ってどうやって決めればいいの?」「回答しやすいベストな設問形式を選びたい」と悩んでいる方も多いかもしれません。実際にアンケートの回答率やデータの質は、それぞれの設問の形式によって大きく変わります。
この記事では、代表的な設問形式を3つ紹介し、それぞれを詳しく解説します。回答者にとってわかりやすく、質の高いデータを集めるためのアンケート作成のヒントが得られるでしょう。
アンケートの設問形式とは
設問形式とは、アンケートで回答者がどのように回答するかを決定する枠組みやスタイルのことです。どの形式の設問を選ぶかは、調査の目的や対象となる回答者の属性に応じて適切に決める必要があります。
設問の形式は大きく「選択形式」と「自由記述形式(フリーアンサー/オープンアンサー)」の2つに分類されます。また「選択形式」は「単一選択形式(シングルアンサー)」と「複数選択形式(マルチアンサー)」の2種類があります。
ここからは「選択形式」の設問形式として、「単一選択形式(シングルアンサー)」と「複数選択形式(マルチアンサー)」の2種類、また「自由記述形式(フリーアンサー/オープンアンサー)」をそれぞれ詳しく解説していきます。

単一選択形式(シングルアンサー)
単一選択形式は、用意された選択肢の中から回答者が最も適切だと感じるものを1つ選ぶ形式です。シングルアンサー(SA)とも呼ばれ、アンケートでは最も一般的に使われる形式の一つです。
例えば、Webサービスの満足度を調査したい場合は、「このWebサービスの満足度としてあてはまるものを教えてください」という質問に対して、選択肢に「とても満足/やや満足/どちらともいえない/やや不満足/とても不満足」といった回答を用意します。この選択肢の中から、最もあてはまる満足度を回答してもらうことで、回答者の満足度を調査することができます。
●メリット
単一選択形式は、性別や年齢、居住地など、明確な分類が求められる場合や段階評価などにも適しています。前述の「このWebサービスの満足度としてあてはまるものを教えてください」では、「満足・計:60%、不満足・計:40%」という結果を得ることもできます。
また後述する複数選択形式の設問と同様に、数値データとして結果を回収できるため、統計的な分析にマッチした設問形式となります。

●デメリット
一方でデメリットとしては、1つの選択肢しか回答できないために、多様な意見を把握することには適していないことがあげられます。「このWebサービスの満足度としてあてはまるものを教えてください」という質問では「満足か不満足か」の意見を回収することはできますが、「どんな点に満足しているか」という意見を回収することはできません。このような満足点を聴取したいときは、後述の「複数選択形式(マルチアンサー)」や「自由記述(フリーアンサー/オープンアンサー)」が適しています。
複数選択形式(マルチアンサー)
複数選択形式は、用意された選択肢から複数の回答を選んでもらう形式です。マルチアンサー(MA)とも呼ばれるこの形式は、回答者がいくつかの選択肢に該当すると感じる場合に便利であり、より多様な回答が得られます。
例えば、「好きなフルーツを選んでください」という設問に対して「りんご/バナナ/オレンジ/ぶどう」といった選択肢を用意することで、回答者は好きなフルーツとしてあてはまる選択肢をいくつでも選択することができます。
●メリット
複数選択形式は、回答者の嗜好や行動に関する質問に適しています。例えば、先ほどの「好きなフルーツを教えてください」という複数選択形式の設問を設置することで、「りんご:42%」「バナナ:35%」といったようなそれぞれの選択肢の回答割合を把握することができます。
また、回答を数量データとして回収できるため、前述の単一選択形式の設問と同様に統計的な分析に適しています。
●デメリット
デメリットとしては、集計や分析が複雑になることがあげられます。単一選択形式は選択肢の割合を足し上げると100%になるので集計やグラフ化が容易ですが、複数回答形式の場合はすべての選択肢の割合を足し上げると100%を超えます。これは一人の回答者が複数回答しているからですが、この特性を念頭に置いて集計や分析を行わなければなりません。

自由記述形式(フリーアンサー/オープンアンサー)
自由回答形式は、回答者が自由に意見や感想を回答する形式です。フリーアンサー(FA)やオープンアンサー(OA)とも呼ばれるこの形式は、数量データ以上に深いインサイトや発見を収集したい時に特に効果的です。例えば、「このWebサービスに対する意見をご自由にお答えください」という自由記述形式の設問によって、質問者側が予想していない回答を導き出せる可能性が高まります。このような回答をうまく分析することで、数量だけでは導けない深い洞察を得られる可能性が高まります。
●メリット
自由回答形式の最大のメリットは、回答者のフラットで自由な意見を収集できる点です。新しいアイデアの収集や顧客の不満、期待、要望を深掘りする際に適しており、選択肢ではカバーしきれない広範なフィードバックを得る際などに効果的です。
●デメリット
デメリットとしては、自分の言葉で回答するがゆえに回答の負担が大きいことがあげられます。
また、回答を数量データではなくテキストデータとして回収するために、集計や統計的な分析を行うためには手間がかかることが挙げられます。自由記述形式の設問を統計的に分析するためにはアフターコーディングやテキストマイニングといったプロセスを施す必要があります。

アフターコーディングとは
自由記述から得られるテキストデータを、統計的に分析するためには「アフターコーディング」という作業が必要になります。アフターコーディングとは、テキストデータから共通要素を抽出し集計可能な数量データに変換する作業です。このプロセスを通じて、文字データを数量データとして扱うことができるようになり、集計やグラフ化を行えるようになります。
自由記述の統計的な分析には欠かせない「アフターコーディング」ですが、「時間がかかる」「費用が掛かる」「均一の基準でのコーディングが難しい」という3大課題を抱えている作業でもありました。

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オートFAコーダーはアフターコーディングの3大課題を完全解決する自動アフターコーディングサービスです。高精度な生成AIを適切に使用することで、「数分~数十分の高速コーディング」「事前準備不要で簡単コーディング」「単語98%以上、文章92%以上の高精度コーディング」といった画期的な特徴を実現しました。
オートFAコーダーを使用していただくことで、アフターコーディングを気軽に実施することができます。

まとめ
アンケートを作成する際に最も重要なのは、収集したいデータの内容と目的に応じた設問形式を選択することです。設問形式によって、得られるデータの質や種類が大きく変わるため、調査の目的や対象者に合わせて最適な形式を選ぶようにしましょう。
自由記述形式は、回答者が自分の言葉で意見や情報を表現できるため、非常に豊富な情報を得ることができますが、より効果的な分析には、アフターコーディングやテキストマイニングという重要なプロセスが必要となります。これらの作業は手間と時間、費用が発生しますが、アフターコーディングに関しては「オートFAコーダー」をご利用いただくことで、精度の高いデータを簡単に短時間で生成することが可能です。自由記述形式の分析には「オートFAコーダー」をご利用いただければと思います。
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