オートFAコーダーの特徴紹介 <高精度なコーディングを実現できた理由>

 「手軽に自由回答・フリーアンサーを分析したい」、「アフターコーディングを効率化したい」、「マーケティングリサーチの分析に深みを持たせたい」と考えている方は多いでしょう。特に、マーケティング担当者やプロジェクトマネージャーの皆さんにとって、アフターコーディングの効率化は重要な課題です。

 オートFAコーダーを活用することで、数分〜数十分で高精度なコーディングが可能になります。オートFAコーダーは、入力ミスや表記の揺れ、同義語の統一が必要なく、単語では98%以上、文章では92%以上の高精度なコーディングを実現したサービスです。

 この記事では、オートFAコーダーがどのようにして、高精度なコーディングを可能にしているのかについて解説します。


アフターコーディングとは?

●アフターコーディングの定義

 アフターコーディングとは、調査やアンケートなどで収集された自由回答(フリーアンサー/オープンアンサー)などのテキストデータを整理・分類し、分析可能な定量データに変換する作業のことを指します。このプロセスを経ることでデータの集計やグラフ化が可能になります。

●アフターコーディングの重要性

 集計やグラフ化が可能になったデータは視認性が向上し、充実した分析が行えるようになります。しかしメリットばかりではなく、「時間がかかる」、「費用が高い」、「均質化されたコーディングが難しい」という長年の3大課題がありました。これらの課題を完全に解決することができるサービスがオートFAコーダーです。

 テキストデータを分析する手法としては、ほかにもテキストマイニングという手法があります。テキストマイニングについては、当サイトの別記事「テキストマイニングについて」をご覧ください。またテキストマイニングについてのお問い合わせは「テキストマイニングPro」からお願いいたします。


オートFAコーダーで実現できること

●数分〜数十分でコーディングが完了

 オートFAコーダーは、従来の手作業に比べて圧倒的に高速です。従来のアフターコーディングでは、データの整理と変換に数時間から数日を要することが一般的でした。しかし、AI技術を適切に導入することで、このプロセスを数分から数十分で完了させることが可能となりました。これにより、迅速なデータ分析が可能となり、ビジネスの意思決定スピードが飛躍的に向上します。

●事前準備が必要なし

 オートFAコーダーは、入力ミスや表記の揺れを自動的に検出し、それらを考慮したコーディングを行います。従来の手作業では、データ入力時の誤りや表記のばらつきを分析者が判定・判断しフラグ立てを確定させていました。また同義語や類義語も含めたそれらの判断基準を一覧でまとめた辞書の作成が不可欠でしたが、オートFAコーダーは、その作成や管理も一切不要な分析を可能にしました。

●ブレない判断基準

 オートFAコーダーは、明確で統一的な判断基準に基づいてコーディングを行います。これにより、コーディングの一貫性が保たれ、人為的な偏りが排除されます。人手の作業ではコーディングの前半と後半で分類の基準が違ってしまうことも珍しくありませんでしたが、オートFAコーダーのコーディングではそのようなことはありません。


オートFAコーダーが高精度な理由

 オートFAコーダーでは、実際にコーディングを行う際に1つの必須項目と2つの任意項目を入力していただきます。

●文章のコーディングの設定

 コーディングの対象が文章(理由、感想、意見など)の場合、「【文章】をコーディングする」にチェックを入れます。

 必須項目の②「回答内容種別」では、テキストデータの種類を2つまで選んでいただきます。これにより、AIがそのテキストデータがどんな内容のデータなのかを考えてコーディングすることができるようになります。

 任意項目は③「回答の内容」と④「回答を導いた質問の内容」です。この二つの項目は必ず入力していただく必要はありませんが、これらを入力することによって、そのテキストデータの意味や背景といった文脈からコーディングを行うことが可能になります。

●①単語のコーディングの設定

 コーディングの対象が単語(キャラクター名、企業名、ブランド名など)の場合、「【単語】をコーディングする」にチェックを入れます。

 必須項目の②「回答内容種別」では、文章のコーディング時と同じようにそのテキストデータの種類を1つまで選んでいただけます。

 単語の任意項目は③「ジャンル」と④「回答を導いた質問の内容」です。文章のコーディングと同様に、これらを入力することでコーディングの精度を高めることができます。

オートFAコーダーのコーディング

●的確な項目立て

 オートFAコーダーは、項目立てにおいて非常に優れています。テキストデータそのものだけでなく、設定していただいたデータの内容や種類、質問文などの情報から分類する項目をAIが抽出します。文脈も考慮しているため、的確な項目立てを行うことができます。

 また「強制抽出項目」の入力や、「抽出項目候補提示画面」における抽出項目の追加・削除・修正によって、必ず抽出したい項目をイメージ通りに反映させることができます。

●納得感のある分類

 コーディング設定を丁寧に行っていただくことで、納得感のあるコーディングを実現しています。「単語のコーディング精度:98%以上」、「文章のコーディング精度:92%以上」という全体把握には申し分ない精度ですので、業務効率化へ大きく寄与できます。


まとめ

 オートFAコーダーは、「数分~数十分でコーディングが完了」「事前準備が不要」「ブレない判断基準」といった特徴を持ちます。

 また、内容の種類や質問文などの入力により、テキストデータだけでなく、文脈や背景を考慮したコーディングが可能になります。これにより、項目立てややコーディング自体の精度が高まり、「単語のコーディング精度:98%以上」、「文章のコーディング精度:92%以上」を実現します。

 オートFAコーダーを導入することで、自由回答やフリーアンサー、テキストデータの分析の効率と精度が飛躍的に向上します。これにより、迅速かつ正確なデータに基づいた意思決定を行うことができ、競争力を強化することが可能となります。

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【オートFAコーダー】は、アンケートの自由回答のアフターコーディングを数分~数10分で高精度に分類できる自動アフターコーディングサービスです。

サービスURL:https://afac.jp/

アフターコーディン業務の長年の3大課題である「時間」、「費用」、「均質化」を解決できる【オートFAコーダー】を、ぜひマーケティングリサーチ業務や研究にお役立てください。

資料ダウンロード:https://afac.jp/download

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